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基本的な機能

QUINDOSは、基本的な幾何要素(円・面・軸・円筒・球・円錐)や特殊幾何要素(楕円・楕円面・放物線・パラボロイドなど)をアイコン操作で測定・評価ができます。
また、QUINDOSの機能・演算方式は開発当初からスキャニング測定が可能なCMM(三次元測定機)を前提として開発されてきました。それにより自由曲面・特殊形状の評価が可能になっています。初版のQUINDOS.Ver1(1987年)から現在のQUINDOS.Ver7(2006年)へとバージョンアップを図ってきました。
QUINDOSは過去20年間のバージョンの変更が行われてきましたが、最も古い版数であるVer1で作成されたプログラムを最新版であるVer7でも動作できるという強力なアドバンテージを持っています。
最新バージョンであるQUINDOS.Ver7ではCAD操作機能の充実が図られており、CADデータの利便性を最大限に引き出すことに成功しました。
機械計測の分野において、QUINDOSは他のソフトの追従を許さないあらゆるサポート機能を持っています。
測定対象のレパートリー

基本となるQUINDOSのパッケージには、下記のような標準的幾何形状を測定する為に必要な全てのコマンド、またその他多くの機能を搭載しております。
- エンジンブロック
- ギヤボックス
- ハウジングケース
- ミッションケース
オプションソフト

QUINDOSは下記のような特殊形状の測定に対応したオプションソフトを追加することが可能です。
- ギヤ類、ウォーム類、ローラーギア
- ギヤカッティングツール
- ブレード
- カムシャッフル、共役カム
- バブルガイド及びシート、ピストン
- スクリューコンプレッサ、ネジ
標準的な測定のフロー
基本操作画面

コマンドや測定情報を入力します。基本的にアイコン選択で簡単に操作出来ます。
測定点画面

ここでは測定点を入力します。また自動で作成した測定点も、ここに表示されます。
評価出力画面

測定終了後、評価モードに設定されている場合、この画面が表示されます。ここでは、幾何公差や座標値などの結果を表示及び出力します。
実測点出力画面

ここでは、実測した点の座標値を出力します。
データベースシステム
測定において共通化されるような手順については、マクロ化し、共通エリアへ格納することで、いつでもこれらの使用が可能となります。つまり、マクロはもちろんコマンドにおいてもユーザー自身にて作成が可能となり、これらを制限なしで使用することができます。
また、データベースシステムは、測定作業中、測定終了後に関わらずプログラムの編集・確認が行えるようになっています。

CAD機能
評価図
QUINDOSには、バリエーションに富んだ評価図が用意されています。
標準的な評価図は下記の様になります。
ここに用意されているものだけでなくオリジナルの評価図を作成することも可能です。