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I++ Simulatorについて
The I++ Simulatorは、すべての測定プロセスのシミュレーション用の独立したソフトウェアパッケージです。
測定ソフトウェアを用い測定プログラムを作成する場合、実機を用いながらプログラムの動作確認を行う事が一般的です。
しかし実機を使用し、測定プログラムを作成する場合、プログラム作成を行っている時間は実機での測定を行う事が出来ないというデメリットがありました。
またプログラムの動作パスに入力ミスがあった場合、実機を動かす事で不意な衝突等を起こし、機械や測定ワークに損傷を与えてしまう可能性もありました。
I++ Simulatorではソフトウェア上に実際に使用している三次元測定機のCGモデルを用意し、そのCGモデルを使用し、プログラムのデバッグを行う事が可能です。
主要三次元測定機メーカーのほぼすべての機種のモデルを用意し、測定ソフトウェアQuindosとは完全に同期し動作、また他の I++ DMEで作成したプログラム – 対応したソフトウェアであればシミュレータで実行可能です。
測定ワークの3次元CADデータを用いれば、CADデータをシミュレーター上に読み込み、実機に設置する位置と全く同じ環境で測定プログラムのシミュレートができます。
また測定ワーク用の治具などのデータも豊富に用意されており、かつシミュレーター上でご要望に合わせた治具を含む様々なCADモデルを作成する事も可能です。
シミュレーター上のCMMはゲームパッドで操作し、マニュアルプロービングによるティーチングも可能です。
さらに、I++ Simulatorはトレーニングにも適しています。三次元測定のすべての機能がオフラインで練習可能で、実際の衝突による機械の損害もありません。
費用対効果が高く、継続したトレーニングにより貴重な機械加工時間を無駄にすることなく、個々の従業員の能力と質を高めます。
不確実性測定のシミュレーション (VCMM, PTB) – オプション対応
