当社は、ライツ製高精度三次元測定機（LEITZ）の販売と技術サービス業務を主軸として発展して参りました。
当社設立以前より三次元測定機による測定と評価の奥深さを経験するに従って、測定従事者への教育の重要性と難しさを痛感して参りました。その経験より当社は、単なる輸入商社感覚ではなく、メーカーの営業と最高水準の技術部隊としての自覚を持って、業務を担って参りました。

また2005年以降では、三次元測定機とは違う汎用測定機類と測定周辺関連機器類の販売代理店権を頂き、測定冶具、校正基準器、防振装置など幅の広いご提案が可能になりました。
近年におきましてはユーザー様の測定室の製作要求から、施工費やランニングコストを抑えつつ高精度な測定室づくりを行い、ライツ製超高精度三次元測定機PMMを設置することで、測定精度への影響を具体的に検証しながら恒温室づくりに取り組んで参りました。
これらの経験と実績は、将来お客様での測定環境づくりにもお役に立てるものと思っております。測定室内の測定機器類に留まらず、測定室の構造と空調設備、圧縮エアー供給設備、空気清浄に至るまでのコンサルチングも重要な業務として考えています。

2010年にはISO17025によるJCSS登録事業者として、一層の確かさを持った校正サービスを行えるように致しました。この認証事業は当社の中で校正基準器対する考え方を広げることにも繋がり、トラペット社の校正基準器と合わせて自社製のホールプレート、ボールプレート、ボールステップの商品に展開することとなりました。
そのコンセプトは、如何に安価で確かな校正基準器の供給です。主に三次元測定機の測定業務において、測定機本体の中間検査は重要です。年次校正の間を簡易検査で監視して頂くことで、より確実な製品保証の社内外への展開につながると同時に、使用している測定機と環境の変化を察知することで、更なる高精度測定の要請に応えるためのデータベースとなります。
今後も当社は、お客様の測定に関する如何なるご相談にもお応えできるように努力して、気軽に連絡を頂けるような会社を目指します。皆様のご協力とご支援を賜りたく宜しくお願い申し上げます。